About bodywork

私がレッスンにボディワークを導入する理由

教師は生徒の人生という貴重な時間の一部を預かっています。導入期からの間違った奏法が元で挫折や痛みの苦しみを味わうようなことがあってはなりません。かつての私のように。

何十年もの間、切実に求めていたのは、楽曲分析やテクニックだけではなく、本当の意味での“弾き方”でした。ピアノを弾く事=痛みを我慢することであった私は、あらゆるセミナーやレッスンに参加を重ねてきました。でも、本当に知りたい答えを得ることは出来ませんでした。

「ピアノを弾くと手が痛い?そんなの甘えだよ、甘え」
「手が小さいから痛い?子どもだって弾いてるんだよ」
そう言い放った男性ピアニストや男性教師も居ました。しかし、ある日、母校の海外招聘教授によるレッスンに参加した時のことです。“叩けよ、さらば開かれん”は、まさにその瞬間でした。

私は音楽家としては珍しく、スポーツや踊ることが生活の一部でした。これら体を動かすこともピアノ演奏も、人間の身体を通して体現されるという意味では全く同じであるということに気付きました。別々だったものが線となり、やがて面となり、現在進行形で更なる広がりを学び続けています。五里霧中の道中に光が差し込むような経験で得たこの学びを是非皆様と分かち合いたいと心より願い、現在のレッスン内容を構築するようになりました。何十年もの痛みと苦しみが氷塊したミラクルを生徒の皆さんにお伝えすることこそが私のミッションです。

*弾きづらさ、痛み、疲労を我慢するのは過去の奏法です。

*具体的な脱力の方法が身に付きます。

*子どもや小柄な日本人女性に適した快適な奏法をお伝え致します。

ボディワークとは?

動きの本質と身体の可能性を知り、身体と対話を重ねていくことで故障のない快適な奏法を生涯の財産にして頂くこと、豊かな音楽表現が自在に出来ること、それこそが“ピアノを楽しむ”という意味の根幹であると考えます。そこに至るまでのプロセスと大変効果的な方法を当教室では“ボディワーク”と総称しています。

ボディワークにはリトミック要素、脳トレ、ダンスステップを用いたリズムワーク、コアコンディショニングが総合的に含まれ、お一人お一人に合わせて構成させて頂きます。概ね12歳以上~大人の方には、オリンピアン達もトレーニングに用いているツールを使って身体を調整していきます。心拍数の上昇や発汗を促す内容は一切なく、安心かつ安全です。音大ピアノ科出身、(財)JCCAコアコンディショニング協会認定インストラクターの講師が、体力、体調を充分に考慮しながらご提供いたします。

体の仕組みを知れば、故障や痛みを伴わない奏法が身に付きます。そして、楽器の音色、表現の幅、意識が変化していきます。5歳前後から専門家の方まで。

 

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