6年ぶりの再放送

朝霞市・新座市Sumiピアノ教室です。こんにちは。

“のだめカンタービレ”の地上波再放送が6年ぶりに9月9日から開始されるそうです。

昨日、小学4年生のMちゃんに「のだめって知ってる?」と聞いたところ、知らない!とのこと。6年ぶりの再放送となれば、本放送はもっと前だったわけですし、年若い世代が知らなくても当然ですね。

音楽大学が舞台のこのドラマは当時大ヒットし、若い世代を中心にクラシック音楽ブームが沸き起こりました。原作本を生徒さんが貸してくれたっけ。

デフォルメおよびクセ強しのキャラやエピも登場しますが、何よりも珠玉の名曲が溢れていることと演奏シーンのリアリティに惹き込まれます。今日の料理とペトルーシュカのシーンは…Oops,ネタバレは自粛で。

 

 

カプースチン

朝霞市・新座市Sumiピアノ教室です。

昨日も今日も、その作曲家の作品を練習していました。大好きなピアニストでもあるニコライ・カプースチンが7月2日に鬼籍に入ったとの報。哀悼の意を捧げます。

同時代を生きるこの偉大な音楽家を心からリスペクトしていました。手の痛みで何十年も思うようにピアノが弾けなかった私は、友達から貰ったカプースチン自作自演のCDを聴いて頭を“ぶん殴られた”ような衝撃を受けました。何てcoolなんだろう!と。
この曲を死ぬまでに絶対弾けるようになりたい!その気持ちが今の自分の原点です。あの時に友達がCDをくれなければ、カプースチンと出会っていなければ、完全にピアノを諦めていたかもしれません。決して易しい道のりではありませんでしたが、気がつけば、あの時自分に誓った夢は叶っていました。また、諦めなければ夢の実現をサポートしてくれるメンターと必ず出会えるということも学びました。

カプースチンの作品は世界中の後の世の人々に愛され続けていくことでしょう。作品の生命は永遠です。悲しみの中にあって希望を見出すことができます。
合掌。

ショパンへの憧憬

朝霞市・新座市Sumiピアノ教室です。こんにちは。

雨の週末、いかがお過ごしでしょう。先日、“ショパンー200年の肖像展”に足を運びました。演奏会や講演会も併せ、多角的に企画されていた同展はコロナの影響で縮小開催となった模様でした。それでも、ショパンの音楽にインスパイアされた作家の作品群、ショパンと日本のピアノ界の歩み、ポーランドの風景、ジョルジュ・サンドとの出会いと別れ、ショパンの肖像画やブロンズ像、貴重な直筆楽譜、ショパンコンクールの歴代ポスターなどなど大変見応えのある企画展でした。場外には一色まこと先生のピアノの森の原画も展示されていました。

ショパンの音楽にインスパイアされた作品群は、作家の様々な感性に触れることができ大変興味深かったです。同じ音楽に触れても、その人の中に広がるイマジネーションはアンリミテッドという自由の翼を持っているのです。アンディ・ウォーホル調のショパンは最近の作品だったと思いますが(図録が無いので全て記憶に頼っています)、ユニークだなぁと思いました。グランドピアノのカバー、カーテン、テーブルクロスなどにプリント加工したらお部屋がシャレオツに変身、なーんて思ったり。ピアノ協奏曲第1番と題された白いカンバスに青い絵の具の筆が激しく運ばれた作品の前では、胸が締め付けられるような苦しさと痛みに涙がポロポロと。芸術作品は受け取る側の自由も無限大です。美術展は、他の人が素通りする(かもしれない)作品を前に、電光石火の如くスイッチがONになることがあるーというのも大きな魅力のひとつです。

現在放送されている朝ドラのエールは作曲家の古関裕而をモデルとするドラマですが、仕事部屋には玩具のピアノがあるのみで、作家が原稿用紙に向かうが如く音を全く出さずに五線譜に向かうシーンが沢山出てきています。専門的な音楽教育を受けずとも絶対音感を身につけたという天才作曲家ならではの描写でしょう。シューベルトは賑やかなカフェで作品を書いていたと読んだことがありますし、ベートーヴェンは聴力を失うという艱難辛苦にあって、人類の遺産となる作品を沢山残しました。五線譜に書くという作業は、頭の中で鳴っている音楽をアウトプットするという作業なのです。
一方、即興演奏が得意だったというショパンの作曲方法はピアノの前で心の赴くままに音楽を紡ぎ出すという方法だったそうです。即興演奏はいつでもどこでも同じ演奏とは限りません。生き物なのです。ショパン作品がエディションにより様々解釈されるのは、そんな作曲方法に理由があったとも感じますし、実際、献呈用、出版社に渡す用、弟子への書き込みなど同じ曲でも何種か楽譜を書き遺していました。

ショパンは現在の日本でも深く愛され続けている作曲家です。沢山の方々がショパンの魂に会いに来ている、そんな風に感じました。密状態を少しでも緩和するために長居は出来ません。またどこかで会える日が来ますように。

左:NYのMET博物館に展示してあっても不思議ではないような貴重なスタインウエイ。

右:大きな熊さんがお出迎え。見切れて『ンョパン』。

 

 

ショパンコンクール“2021”

朝霞市・新座市Sumiピアノ教室です。こんにちは。

今年開催予定だったショパンコンクールが1年後の2021年秋に変更になりました。世界中の才能溢れる若いピアニスト達が集う5年に一度のコンクールです。スポーツで言うところのピーキングを今年の秋に定めて調整を重ねていたことと思います。
夏の国内コンクールも次々と中止に。当教室の生徒さんが目標にしていたコンクールもしかり。世界はとても深刻な状態です。でも、どうでしょう、あと1年準備の時間が増えた、沢山練習出来るぞ!ととらえることも出来るわけです。未曽有の事態に対し、1日も早い収束に向けて今出来ることに集中したいですね。この苦しみと悲しみの日々が世界から消滅するよう、家の中で過ごしましょう。

live中継に感動

朝霞市・新座市Sumiピアノ教室です。こんにちは。

演奏会が続々と中止や延期になっている中、無観客のホールやスタジオからリアルタイムでネット中継される演奏の恩恵を享受しています。誰も居ない客席の残響もスピーカーを通して伝わってきます。客席と奏者は双方向にエネルギーの交感をしながら、その時その瞬間の音楽を作り上げていきます。生演奏の会場に足を運ぶ理由はLiveという生きた音楽に触れるためです。

今のような社会状況の中にあっても、音楽で人々を勇気づけたい、善きものを届けたいという音楽家の皆さんがネットの向こうに沢山いらっしゃいます。この数日間の間に、オペラ、オーケストラ、ピアノ演奏を聴きました。涙が出る思いです。チケットは払い戻しになっているため、無観客中継は演奏家の皆さまへのギャランティは発生できない状況だと思います。音楽演奏という労力に対して無償で良いはずがありません。これを機にドネーション(寄付)が簡単に出来るシステムがどんどん充実すると良いなと思いました。

Pat Metheny最新作

2020年2月にパット・メセニーの最新アルバム From This Placeが発売されるとの情報。全10曲の中から上記『America Undefined』が先行公開されました。なんとスケールの大きなことよ。パットは佐〇急便のワークウェアと同じくボーダーシャツがトレードマークのスーパーギタリスト(今もシマシマ着ているのかな?)。変幻自在の音色に魅了されずにはいられません。そう、楽器は人の声と同じだってことをパットは教えてくれる。一人一人が違う個性を持っている。ピアノも全く同じです。“ピアノに音色などナイ、強弱しか出せない楽器である、だからピアノフォルテと言うのじゃ!”←そんなラディカルな説は裏庭に埋めよ。

運命が扉を叩くスター・システム

朝霞市・新座市Sumiピアノ教室です。

ベートーヴェンの代表作、交響曲第5番『運命』。冒頭部分の所謂ジャジャジャジャーンはあまりにも有名なモティーフです。この4音のモティーフ、ベートーヴェンの他の作品にも使われていることをご存知ですか。小説や映画で言うところのスター・システムというのでしょうか。

ピアノソナタの中にも隠しテーマ、或いはフィッシャーのトロンプ・ルイユの如く、このモティーフに遭遇することがあります。ベートーヴェンの作曲家としての生涯を共にする大切なモティーフだったに違いありません。

ベートーヴェンはご存知の通り、中途失聴という筆舌し難い困難に襲われます。甥と弟に宛てた『ハイリゲンシュタットの遺書』では苦痛、孤独、困難を綴るとともに、ベートーヴェン作品に触れるうえでの真髄の一文があります。

 

死から私を引き止めたのはただ芸術である

 

 

平穏とは対極な人生の中で、ベートーヴェンの眼差しの先には希望があったのではないかと作品を通じて感じるのです。
先日、私自身のレッスンで先生に質問をしました。なぜベートーヴェンは苦しみの渦中にあって幸福感の溢れる作品が書けたのでしょうか?と。先生は音楽を愛していたからでしょう、とお答えくださいました。

ベートーヴェンには生涯をかけて芸術を希求する揺るぎなき才能があったのです。だからこそミューズ神(=芸術の守護神)に愛されたのですね。

 

2020年

朝霞市・新座市Sumiピアノ教室です。こんにちは。

2020年は東京オリンピックも楽しみですが、秋には5年に一度のショパンコンクールが開催されます。丁度開催1年前に当たる今月からチケットが発売になりましたが、秒速?!で全日程完売したそうです。新星の誕生する瞬間を世界中が注目しているので納得といえば納得ですが。チケットが入手出来なくとも、Live配信という便利なものがあります。昼夜は逆転しますが、日本に居ながら臨場感を体験することが可能です。今から楽しみです。ジェットラグ対策はどうしようか。

Amazing!ロンドンフィル

朝霞市・新座市Sumiピアノ教室です。こんにちは。

オーケストラ作品に触れることは、ピアノの音色を豊かに創造するための礎ほかならぬものです。是非スコアと首っぴきで作品を聴く究極の面白さを体験して欲しいですね。大きな楽譜屋さんに行くとポケット版のスコアが山ほど売られています。ピアノは一人で和音を弾くことが出来ますが、オケ作品の場合は単音楽器がそれぞれの音を分担して和音にしているとか、一つのフレーズにこれだけの楽器の音が重なり合って、こんなタイミングで打楽器が入っているんだ、例えばフルートやホルンの流れが第1と第2でこんな風に受け継がれていくのか等々、スコアは読めば読むほどに発見がある宝の山なのです。

ロンドンフィルのAmazing!なTweetを是非ご覧ください。こちら
短いながらもスコアという音楽の設計図と『木星』の魅力がたっぷり紹介されていますよ。『木星』は英国の作曲家ホルストによる“組曲 惑星”の第4曲です。平原綾香さんのJupiterは、この曲の中間部をアレンジしたものです。

ヒッチコック監督の『知りすぎた男』のイントロダクションおよび起承転結の転に登場するオーケストラはロンドンフィルです。ボンヤリとした記憶では映画冒頭の音楽は惑星の『水星』と思っていましたが違いました。イントロダクションの最後はシンバルのアップで終わりますが、このシンバルがKey。さすがヒッチコック、なかなかニクい演出です。ロンドンフィルのホーム、ロイヤルアルバートホールのシーンは手に汗握ります。いやはや大変な演奏会だ。興味があったら、こちらもご覧ください。

嬉しいご報告&リサイタルに行きました

朝霞市・新座市Sumiピアノ教室です。こんにちは。

台風一過、うだるような暑さが戻ってきました。気温の上昇とともにパフォーマンスの低下が否めない昨今ですが、あと少しの辛抱です。辛抱です。辛抱…

ここで嬉しいご報告を。小4のKちゃんが学内音楽会の伴奏ピアニストに選ばれたとのことです。おめでとうございます!

先日、ある演奏家のピアノリサイタルに足を運びました。最近は若い&物凄く若い方々の演奏に触れる機会がとても多かったので、年輪を重ねた熟成という深みと包容力のある演奏に心から感動しました。