身体と脳を調律する――当教室のプレミアム・コンサートがもたらす成長の地層

先日開催いたしました「秋の教室コンサート」。今回は皆様の日程調整が大変な時期ではございましたが、ピアノのレッスンと並行して、体操や新体操、ダンスといった他のお稽古事にも全力で取り組まれている、非常にバイタリティ溢れるパワフルなメンバーにご参加いただきました。
こうしたステージイベントは、お互いの演奏や表現を高め合い、良い影響を分かち合うための絶好の滑走路となります。主宰する私にとりましても、一つ一つの本番というステップを経るごとに、生徒の皆様の劇的な成長を実感できる最高の機会です。
Aちゃん(初参加):全体のトップバッターという大きな重責を素晴らしい集中力で見事に果たしてくれました。いつも真面目に課題と向き合う姿勢がステージでも光っていました。来年はまた一つお姉さんになり、どんな響きを聴かせてくれるのか今から楽しみです。
Mちゃん(初参加):初めてのステージの緊張感の中、少し長めの楽曲を最後まで立派に弾ききりました。日頃のレッスンで強化している姿勢や美しい指の形(手首の呼吸)が、確実に本番のステージでも発揮されるようになってきています。この調子で進みましょう。
Hちゃん(継続参加):限られた短い準備期間の中で、難易度の高い楽曲を見事に暗譜まで仕上げました。音楽の表現力や打鍵の深みが随分と大人びて成長してきましたね。今回はアンサンブルという新たなアプローチにも果敢にトライし、見事な真善美を表現してくれました。
また、当教室のコンサート名物でもある「ボディワークゲームコーナー」は、単なるお楽しみ企画ではございません。身体の使い方(体幹)のコントロールのみならず、高度なソルフェージュ能力と脳のトレーニングを融合させたプロフェッショナルな実践レクチャーです。
「音を正確に聴く」「その響きに瞬時に反応する」「自分の身体(筋肉・神経)と対話する」「アンサンブルの相手を観察する」「動体視力でお互いの間合いを測る」など、演奏に必要なマルチタスクを同時に脳へパッキングする訓練となっています。生徒の皆様の素晴らしい即応力と弾け具合には、指導者としても大変感銘を受けました。ご協力いただきました保護者の皆様、誠にありがとうございました。
