祝・長寿

2017年10月26日

朝霞市・新座市Sumiピアノ教室です。こんにちは。

写真 (19)
これは某所のピアノです。初対面時にフレームをチラリ覗いてみたところビツクリ仰天。『C.F.  NIPPON GAKKI』の刻印が。つまりは初代CFということですね!日本楽器はYAMAHAの旧社名。1987年に変更になりました。ということは…調べてみた所、な、な、何と、この楽器は50歳前後ということが分かりました。

博物館に展示してあってもおかしくないのに、こうして現役で活躍してくれている。鍵盤は本物の象牙鍵盤(今の時代は人工象牙)。その白鍵の色具合からはさすがに年季を感じますが、音大生が家で使う楽器のように、リストやラフマニノフを激しく毎日何時間も弾くことに使われるようなこともなく、使用頻度そのものもあまり高くなかったのかもしれません。音はとても良く、きちんと調律されてメンテが行き届いています。

広い舞台の上で弾く50歳のピアノ。音が伸びて、音の後ろ姿が遠くなって、そして消えて行くまでの過程がハッキリと分かります。ピアノという楽器はガンガン頑張って弾かなくても、音に翼が生えているように遠くに伸びて行く楽器なのです。

この日は2回目の練習でしたが、雨続きだったため、快晴の日に利用した1回目とピアノのご機嫌が全然違う。音があまり伸びないな。でも、本番の日は天候もピアノも選べないのだから、これはこれで良い練習になります。