テキスト考

導入期のテキストは海外の翻訳シリーズ、日本独自のシリーズ、それぞれに長年国内のレッスンにおいて定着しているものも数多く存在していますが、曲集、ソルフェージュ、楽典などの教材も含め、楽譜店に行く度に新しく出版される教本も沢山目にします。
その一方、絶版になってしまう教本もあり、とても良い効果を得ていた教本が入手できなくなってしまった時のガッカリ感ときたら、、このような場合、またイチから教本選びが始まるのですが。
入門~初級教本の種類がとても多いのは、山登りの登山路が幾つも用意されているようなものだと思います。
目的は高い場所に登っていくことです。山の裾野でアレコレ迷って横移動するのではなく上昇していくための手段が教本、その使い方をお伝えするのが私の仕事です。山も坂道も高い場所からの景色を見てみたいと思いませんか。

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