いつもポケットにショパン

朝霞市・新座市Sumiピアノ教室です。こんにちは。

入門~初級テキストを勉強中の小さな年齢の生徒さんの中に、“次の曲、宿題じゃなかったけど練習してきちゃった…”と、遠慮がちに言う子がいます。

いやいや、素晴らしいことですよ!その自主性を誇りに思ってください。積極的に練習に取り組む姿勢は、私にとっても大変嬉しいことです。余裕があればどんどん先に進んでください。

一方、まだレッスンで習っていない領域をお母さんやお父さんに聞いて先に行くのは別です。ご家庭と私とのダブル(トリプル?)先生状態は、お子さんの混乱を招いてしまうことと、レッスンでの集中力を奪うことになります。“先生の説明なんか聞かなくたっていいもん、別に今分からなくたっていいもん、家でお母さんに教えて貰うからいいも~ん”と。

『いつもポケットにショパン』は『のだめ』よりも昔々に発表されたクラシック音楽漫画の先駆作品です。著名ピアニストの母と、ピアニストを目指す娘の親娘の確執も物語の軸なのですが、“お母さん、ここ分からないの、教えて”という娘に対し、“そういうことは自分で考えなければ意味がないのよ”と突き放す母。そんなシーンが出てきます。

この娘が母親に突き放された(と感じた)ことが本当の愛情だったと分かるのは、ずっと後になってから。もう一度読み返してみたくなりました。珠玉の名作なので図書館にあるかもしれません。オススメです。

コンクール入賞おめでとう!

朝霞市・新座市Sumiピアノ教室です。こんにちは。

昨日、グレンツェンピアノコンクール埼玉予選会にてH子ちゃんが優秀賞を受賞しました。日々重ねてきた努力が実りました。良かったね

大きな素晴らしい舞台で演奏して感じた沢山のこと、同じコンテスタントの皆さんの演奏を聴いて思ったこと、全てが素晴らしい貴重な学びです。是非ノートに書き出してみましょう。

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時間を管理する

朝霞市・新座市Sumiピアノ教室です。こんにちは。

音楽は時間の流れの中に存在する芸術です。時間芸術に携わるには時間の管理能力を身に付けることが大切です。もう少し簡単な言い方をすれば、練習がダラダラにならないためには工夫が必要ということです。

一番お勧めしたいのはキッチンタイマーの利用です。『牛』練習時や部分練習時、漫然と弾くのではなくタイマーをセットしておくと目安になります。1分~5分単位でセットしましょう。

おでんの日

朝霞市・新座市Sumiピアノ教室です。こんにちは。

「8月11日は山の日だったね」
昨日のレッスンで8月のカレンダーを見ながらFちゃんと話していました。

「8月には“おでんの日”もあるよね」
Fちゃん、謎発言。今年の8月は曇り~雨続きで涼しくて過ごしやすいとはいえ、盛夏におでん?

「ほら、亡くなった人が帰ってくる日」
あ!
それはお盆のことね。『お盆』が『おでん』に聞こえたんだね。

小さな子は未だボキャブラリーが少ないゆえに、可愛い聞き間違いをすることもあるよね―という理由も半分だし、音楽家は言葉を音として変換する傾向があるという理由も半分かと。この現象は常時というわけではなく、相手の声の高低、イントネーション、強弱、声質、喋るスピード、周囲の雑音の有無などにより左右されるように感じます。

何を隠そう、私自身がそうだからです。子どもの頃からアレ?と思うことが度々ありましたが、ネットの時代になり、同じような音楽家の仲間が沢山いることを知り安心しました。

年中さんからピアノを始めて2年経過のFちゃん。絶対音感絶賛進化中です。複雑な音の組み合わせも聴き取り出来るようになってきました。既に言葉を音楽家脳で聴いているのかもしれません。

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朝霞市・新座市Sumiピアノ教室です。こんにちは。

お盆休みも真っ只中、いかがお過ごしでしょうか。曇り~雨だと湿度は高くとも耐え難い気温の上昇がないので少しラクですね。

お出掛けも楽しいけど、練習にお休みはありません。小学生の時の自分が聞いたら、右の耳から左の耳に華麗なるスルー技を決めていたことは間違いありませんが、今、皆さんにお伝えしている私のレッスン方法は、私自身が受けてきたものとは全く違います。バイエルは使っていませんし、ボディワークの視点から最新の練習方法と奏法をご提案することが出来るからです。練習は進化する自分そのものを作ります。

現在、私自身は超難曲に挑んでいます。一体全体何故こんな複雑なリズムに複雑なコードに複雑な臨時記号がてんこ盛りなのか?!と思いつつ、譜面に描かれているヴォイシングが音として少しずつ立ち上がってくると、あまりのカッコ良さにシビれてしまうのです。

勿論、練習は『牛』です。傍で聴いていても何を弾いているのかサッパリ分からないでしょう。片手のワンフレーズを50~100回単位で繰り返すことなどザラ。でも飽きない。耳で音をブレンドする作業は、絵の具で色を混ぜたり重ねたりする作業と全く同じで、いろいろな実験を試みることができるからです。

この練習で疲れるのは身体ではなく頭です。頭を使うとお腹も空きます。歴代の音楽家のエンゲル係数ってどれ位だったなのかな、などと、ふと思ふ夏の日。

では、引き続き練習という名の進化と夏をご堪能ください。

 

子どもの好きなこと、それは

朝霞市・新座市Sumiピアノ教室です。こんにちは。

先週のレッスン中、生徒さんの楽譜に書き込みをしていた時のお話。書き込みをしている最中というのは、当然ながら私の目線は楽譜上にあるわけです。

「でね、つまりこういう風にね…」
説明しようとした所、生徒が自らの手の甲に鼻ク〇を乗せて
「出た」
と見せる。

なぬっ。出たんじゃなくて出したんでしょっ、書き込みしている最中に鼻〇ソほじくってたってわけ?!いや、手の甲に居るってことは鼻を擦ったら自動的にこんにちはした?なら“出た”で合ってるのかしらね、はて?

どっちにしても、まったくもって褒められた話ではないけれど、この子は良心的。椅子やピアノに張り付けたり、ピンッて飛ばしたりしないで自己申告したのだから。

窓をガラッと開けて鼻●ソを外に追放するよう誘導。ばいばいね。
ティッシュで拭くのが正解だったかもしれないけど、ここは敢えて屋外追放の刑に処す。やがて土の中で芽吹いて来年花が咲くかな。咲かないね。

 

 

 

一言いいたい。
NO PICKING NOSE!

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楽曲分析講座

朝霞市・新座市Sumiピアノ教室です。こんにちは。

今年も社会人を対象とした国立音楽大学の夏期講習会に参加して参りました。昨年の記事はこちら

90分×3限を丸2日間、チャイコフスキーとラフマニノフ作品のスコアリーディング(楽曲分析)です。

スコアはオーケストラ用の総譜のことです。管弦打、様々な楽器が重なり合ってシンフォニーは一つの音楽として成立しています。まるで宇宙のようです。低音部から高音部まで一台で網羅することができるピアノは、奏者一人でオーケストラを奏でているのと同じなのです。ピアノに何故音色作りが必要であるか、また、それがピアノ音楽を作り上げて行く上で必要不可欠であることがスコアを見ていると本当に良く分かります。

どんな小さな音でも、一瞬の音価であっても、スコアに書かれている音に必要のない音など一つもありません。一音入魂の連続が音楽なのです。

ふと思ったのですが、これは日々を生きる人々と同じではないでしょうか。どんな人にも与えられた役割があるからこそ、今を生かされているのではないかと。つまりは音楽とは尊い人生そのものであり、音楽が宇宙に繋がる理由はそこでありましょうか。

さて、ロシア音楽と言っても、サンクトペテルブルクとモスクワに各流派があり、それぞれに個性と特徴があります。かつては政治情勢により西側に亡命をしなければならなかった音楽家が沢山いました。アメリカに渡ったロシアの至宝達が築いてきた潮流に私自身は大変興味があります。

 

以下オマケ

座学であるにも関わらず、ハードに運動したかの如くにお腹が減って仕方がありません。燃料補給の充実度に感謝。このボリューム感、写真で伝わるでしょうか。学食っていいね現役大学生の頃は小鳥のように食が細かった記憶があるような無いような。人って変わるのですよ。そこは敢えて進化と換言したい。学食の出来事では勿論ありませんが、見知らぬ人に“テレビチャンピオン出てましたよね?”と声を掛けられる日が来ようとは。人違いですからね今迄2回位あったかな??

1日目ごはん大盛り

写真 (9)

 

 

2日目ごはん中盛り

写真 (8)
勿論全て完食。30分後にはもうお腹が空いてしまいましたとさ。

~おしまい~

 

 

朝霞市・新座市Sumiピアノ教室です。こんにちは。

いつも通る道沿いのお宅から時々ピアノが聴こえてきます。電子ピアノの音色であることは以前より分かっていたのですが、ある時気付いたのです。いつもノンストップ超高速演奏ということに。譜読み中の練習音や音色作り中の超スロー練習、部分練習が聴こえてきたことが1回も無いなぁ。電子ピアノでは音色作りが出来ないにしても。

もしかして、譜読み中はヘッドホンで練習しているのかも。このお宅の方に限らず、そのような練習方法が存在しているのかもしれません。

音楽月刊誌だったか著名な指揮者かピアニストの著書だったか、家で子どもが部分練習をしている時、お母さんから“壊れたレコードみたいに何回も同じ所ばっかり弾いてないで、ちゃんと練習しなさいっ!”と怒られたというエピソードを昔読んだことがあります。壊れたレコードは今の若い衆には分からないかもしれないけど(苦笑)。

人に聴かせるための演奏と人に聴かせるまでに仕上げていくプロセスは全く別のものです。牛練習、壊れたレコード練習こそが練習なのに、それを周囲も本人も無価値、ヘタクソ!と捉えてしまっては伸びるものも伸びなくなってしまいます。

ご家族は、流しそうめんのようにツルツル流れていかない音を1日中聴かされるのは苦痛かもしれません。でも、楽器の習得、芸術に身を置くということは、日々の細かい練習の積み重ねが全てなのです。ヘッドホンで音を聴く習慣は、耳と身体への影響から即刻止めましょう。近隣配慮ならボリュームを絞るか、どうしてもヘッドホンが必要ならば、ごくごく短時間の利用に。

ピアノは脳に良い、ピアノを弾く子は頭が良い、このフレーズがピアノ教育界に流行ったことがありますが、ピアノを習いに行けば誰でもお勉強の出来る子になれるということではなく、どのような練習方法が習慣化され蓄積されていくかという意味がそのフレーズに含まれていると私は思っています。

地味な練習を毎日コツコツ重ねて行くことは根気と集中力を要します。その集中力が学習でも効力を発揮するのです。中学や高校に進んでもピアノを続けてきた卒業生達には、都立トップ高校や国立大学に進学した子達も居ました。ウン百万~ウン千万単位の賞金を稼ぐ、とある業界の有名人になった子も居ます。勿論、進学先の偏差値が人としての価値を決定するものではありません。集中力の先には無限の可能性があるということをお伝え出来れば幸いでございます。