朝霞市・新座市Sumiピアノ教室です。
10月も下旬に入ったというのに半袖で過ごしています。なんなんでしょう、この暑さは。
と言っても、暦の上ではOctober。真っ赤な秋の足音が一歩ずつ近づいているはず。気持ちは更に先の厳冬へワープ。
当教室のレッスンでは、ソルフェージュで2台ピアノによる聴奏を採り入れています。最初は単音から始めて、2度、3度…と2音のインターバルを広げて行き、和音、単旋律、二声旋律、四声体など難易度を上げて行きます。どの生徒も全員、最初は全然分かりません。でも、毎週少しずつ積み重ねてきたことは決して裏切りません。いつの間にかこんなに力がついていたんだなあと思う瞬間に今迄何度も出会ってきました。私の仕事は信じて信じて待つことなのです。
聴奏のバリエーションには聴唱、英会話ごっこがあります。この年齢の子ども達の吸収力には目を見張るばかり。N君の今週のソルフェージュは、“津軽海峡冬景色”をワンフレーズずつ聴唱してもらいました。邦楽(J-POPのことではない)で言うところの口伝のように。歌詞の意味は分からないかもしれないけど、良い歌だなぁ…そして上手いなぁ、N君。英語の発音もすぐ上手に出来る。
私のかつてのジャズピアノの師は、“聴いて真似ろ”と常々話していました。耳に入ってきた音や音楽を直ぐに声に出して歌うor弾く、いろいろ試してみてください。面白いですよ。