速度記号は敢えてのスルー?楽譜の正確な読み解きと、音色作りのプロセスを急がない調律

テキストがだんだん進んでくると曲の冒頭に速度記号が出てきます。Alleglo、Allegretto、Moderatoなど。親切なテキストだと子どもにも分かりやすいように、日本語で「はやく」「ややはやく」「中くらいのはやさで」などと続けて書いてあります。

さて、この速度記号、譜読み段階では忠実に守る必要はありません。特に速いテンポを指定されている場合は。譜読みが完成していないうちからテンポばかりにとらわれていたら、楽譜を正確に読み解いでいくことがなおざりになってしまいます。そして、楽曲の命である音色作りのプロセスがスコーンと抜けてしまう。

新しい曲を貰ったら牛のようにゆっくりと。これは基本です。あるピアニスト(リヒテルだったでしょうか、失念)の練習は、何の曲を練習中なのか他人には全然分からなかったそうです。

 

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