朝霞市・新座市Sumiピアノ教室です。
長かった酷暑がようやく去り、朝夕は大分気温が下がるようになってきました。身体がラクですねー。
今年の厳しい暑さの中、何度か舞台演奏の機会がありました。夏の演奏時に注視したいのは冷えから身体を守ることです。
ホール施設は大変有難いことに、炎天下でも一歩建物に足を踏み入れるとエアコンが効いて快適そのものですが、控室や舞台袖の温度は自分では調整が出来ません。半袖やノースリーブのドレスを着用して本番まで待機している間に身体が冷えてしまうことも。筋肉を冷やしたままステージに上がり、トップギアで演奏するのはリスキーです。
バレエダンサーは普段の練習時も本番前もトゥシューズを履いた上から足首や足全体を冷やさないように長・短のレッグウォーマーを着用し(移動時はトゥシューズを履いたまま大き目のサンダル)、上半身はニットやパーカーの重ね着、首にタオルを巻いている場合もあります。怪我予防のために動く前に身体を冷やさないということを徹底しています。
さて、この夏の本番時、とある会場の控室がかなりヒンヤリしていたので、持参したカーディガン等を重ね着し、首には夏用マフラー、手袋といういでたちでおりました。それでも冷えがジンワリと伝わってくるので、座ったまま出来るエクササイズで身体の内側から体温をコントロールしていました。また、どの演奏会場でも可能とは言えませんが、大ホールの舞台袖で待機する時は極力エアコンが直撃しない場所を選び、それでも冷える場合は冷風の来ない場所を可能な範囲で探し、自分の出番直前に袖に移動する、そんな奥の手もアリです。というか、実際そうしました。自分の身体は自分で守るのが原則です。勿論、進行や他の人に影響や迷惑を掛けない範囲でというのが原則ですが。
夏場の本番では、衣装と一緒にバレーダンサーと同じく防寒着&防寒グッズを持参すると安心です。