音楽の祭典~ラ・フォル・ジュルネ~
朝霞市・新座市Sumiピアノ教室です。こんにちは。
今年に入ってからコンクールの予選、本選、発表会と日々を駆け抜けてきましたが、連休を迎えて、ひと段落。
久々々々に出掛けた母校の学園祭では、才能溢れる高校生アーティストに巡り合うことが出来ました。舞台に出てきた瞬間から何かを感じました。演奏が始まる前から演奏は既に始まっている―まさにこういうことなのです。彼女達はきっと世界に羽ばたいていくことでしょう。
実は、、私の直観は凄く当たるのですよ。随分前だけど、無名の脇役が一人だけ目も眩むようなオーラを放っていた芝居の舞台を観たことがありました。
よく“光ってる”という言い方をしますが、本当にスポットライトが当たっているかのように、一人だけピカピカに光り輝いていたのです。その後、その脇役だった役者さんはみるみるスターダムに駆けのぼり、ゴールデンタイム進出、ソロシングル発売→大ヒット→紅白出場、冠レギュラー番組出演(役者の名前の付いた番組のことね)、超有名演出家の舞台で主役、大河ドラマで準々主役クラスの重要な役で最終回まで毎週出演などなど大躍進を遂げたのです。
今年のラ・フォル・ジュルネのテーマは“LA DANSE”。各ホールには歴史に名を刻んだダンサー達の名前が付けられています。ニジンスキーの名前はホールAに。
そのニジンスキーホールで、フィリップ・グラスの2つのティンパニー協奏曲と石井眞木作品を井上道義さんの指揮で聴きました。『海辺のアインシュタイン』をCDで持っていますが、今回のグラス作品、面白かったですね。ティンパニーが2台ですよ、日本ではなかなか演奏の機会がないのでは。石井作品は林英哲さんの和太鼓とオケのコラボ。日本人だからこそ表現できる世界です。
ややもすると広すぎるホールAですが、そのキャパシティが打楽器プログラムに貢献していました。その他、講演会やマスタークラスも興味深く参加しました。