指だけを鍛える?

朝霞市・新座市Sumiピアノ教室です。こんにちは。

当教室では、ご入会時にお家で使って頂くアイテムをお渡ししています。最初は色々試作を重ねましたが今の形に落ち着きました。このアイテムを卒業する頃にはオリンピアンも使用している次なるアイテムへと移行していきます。

このオリンピアンアイテムは教室内での使用ですが、目に見えて生徒の皆さんの身体に変化が表れ、演奏へのモチベーションがますます高まっていきます。

俗にいう“まむし指”の矯正は生徒も教師も根気を必要とします。あと、指が弱い、なんて言い方も昔からよく耳にします。しかし、スマホの小さな画面の中で何でもバーチャル体験が出来てしまう今の時代、子ども達の体力は低下の一途をたどっていますし、指や手首の関節がフニャフニャのガクガク状態で指だけの強化トレーニングにフォーカスしても怪我や故障を招くだけです。

かつて、真っ直ぐに立っていられない子が居ました。足の裏と地面(床)の接地感覚が全く育っていないまま、その年齢になっていたのです。学校では並んで整列するような場面も多いと思いますが、今は校長先生のお話も体育座りで聞くのでしょうか?頑張った姿勢である必要はなく、ただ、あるがままに立つ、これが難しい子が居ることに大変驚きました。

移動は車、階段よりもエレベーター、登山経験ゼロ、体育の授業以外に身体を動かさない、トイレは洋式、畳のお部屋が無いお家(しゃがむ動作が無い生活)…本人が悪いわけではありません。でも、ピアノはフニャフニャの身体のままでは演奏も上達も敵いません。そのような身体の子どもに指先だけの訓練を課すことが如何に方向違いであるか、なのです。