太陽は大切

2020年5月17日

朝霞市・新座市Sumiピアノ教室です。こんにちは。

自粛生活も長くなってきました。最近は気温の変動がとても激しく戸惑ってしまうこともありますが、季節は春を通り過ぎて、もうすぐ初夏を迎えます。
自粛を室内軟禁状態と解釈してしまうと辛くなりますが、成長期の方々は太陽に当たる時間の減少が気になります。

紫外線は皮膚の健康には決して良いものではありません。特に春先から夏の間は。でも、骨の成長に必要なビタミンDの生成には太陽光は必須です。

ずっと以前、バックパッカーの旅で英国をレールウェイパスで回ったことがあります。ロンドンを出発してだんだん北上していくと、車窓の風景は素敵な絵葉書の世界そのもの。可愛い野ウサギがピョン!と草むらの間をジャンプする様子も見ました。そのウサギが青いジャケットを着ていたかどうかは記憶にないのですが。

列車はエディンバラを目指してどんどん北上していきます。駅を通過するごとに段々あることに気付いたのです。それは杖をついて歩いている人の多さです。お年寄りだけではなくお若い方でも。

出発地のロンドンは札幌よりも緯度が高く、北に位置します。そこから更に北上すると太陽の光は地上に届きにくくなります。今頃の季節は完全な白夜ではありませんが、夜の9時、10時まで明るく、地球が丸いということを実感しました。居住地の緯度により、日光不足を起因とする病気が発生するということも。埼玉は北国ではないので、窓から手の平を太陽に当てるだけでも効果はあるそうです。お魚や牛乳で摂取したカルシウムが、こうすることで骨を造るためのパワーを発揮することができるのです。

自粛生活の中で太陽光とともに運動不足に気を付けましょう。夕方、親御さんと一緒にランニングやウォーキング、犬散歩をしている子ども達の姿を見掛けます。朝が苦手でなければ、爽やかな早朝に散歩をするのも良いでしょう。規則正しい生活リズムを意識しましょう。