インプットあってのアウトプット

インプットあってのアウトプット

2018年7月3日

朝霞市・新座市Sumiピアノ教室です。こんにちは。

今回も、こちらで折に触れて採り上げることの多いインプット、すなわち『聴く』について。

様々な場面で、この子の演奏に聴く要素がプラスされれば俄然変わるのになぁと思うことが本当に本当に多いのです。

『聴く』というのは当然ながら自分の音を聴くことでもありますし、ここでお伝えしたいインプットは、偉大な芸術家の足跡に触れることであります。

演奏表現の世界は、ピアノの前に座っている時間と同じ位の『聴く』という要素が不可欠です。自分の勉強する曲は最低でも2~3名のピアニストの演奏で聴き比べをしましょう。オーケストラ作品は何の曲が好きですか。朝から晩まで何十回聴いても新たな発見がある、そんな大好きな曲は何でしょう。即答可能な大好きを沢山持って欲しいですね。

聴くこと=コピーではありません。ピアニストの演奏はコピーなど出来ません。微細な表現を感じ取る感性と耳を育てて欲しいのです。一朝一夕には手に入るものではありませんが、生涯の財産になることは間違いありません。

今の時代はネットで簡単に音楽が聴けるのですから、便利を遠慮なく享受していきましょう。