Amazing!ロンドンフィル

2019年10月14日

朝霞市・新座市Sumiピアノ教室です。こんにちは。

オーケストラ作品に触れることは、ピアノの音色を豊かに創造するための礎ほかならぬものです。是非スコアと首っぴきで作品を聴く究極の面白さを体験して欲しいですね。大きな楽譜屋さんに行くとポケット版のスコアが山ほど売られています。ピアノは一人で和音を弾くことが出来ますが、オケ作品の場合は単音楽器がそれぞれの音を分担して和音にしているとか、一つのフレーズにこれだけの楽器の音が重なり合って、こんなタイミングで打楽器が入っているんだ、例えばフルートやホルンの流れが第1と第2でこんな風に受け継がれていくのか等々、スコアは読めば読むほどに発見がある宝の山なのです。

ロンドンフィルのAmazing!なTweetを是非ご覧ください。こちら
短いながらもスコアという音楽の設計図と『木星』の魅力がたっぷり紹介されていますよ。『木星』は英国の作曲家ホルストによる“組曲 惑星”の第4曲です。平原綾香さんのJupiterは、この曲の中間部をアレンジしたものです。

ヒッチコック監督の『知りすぎた男』のイントロダクションおよび起承転結の転に登場するオーケストラはロンドンフィルです。ボンヤリとした記憶では映画冒頭の音楽は惑星の『水星』と思っていましたが違いました。イントロダクションの最後はシンバルのアップで終わりますが、このシンバルがKey。さすがヒッチコック、なかなかニクい演出です。ロンドンフィルのホーム、ロイヤルアルバートホールのシーンは手に汗握ります。いやはや大変な演奏会だ。興味があったら、こちらもご覧ください。