朝霞市・新座市Sumiピアノ教室です。こんにちは。
梅雨の終盤、雨が続きますね。今月に入ってから日照時間がとても短いため、プールの授業が中止になるというお話を生徒さんから聞きます。暑さがすこぶる苦手な私には恵みの雨なのですが、農作物への影響が心配になってきました。
さて、今日は伴奏についてです。ここ最近も当教室の生徒さんたちが学校での伴奏オーディションに合格したという嬉しいお話を届けてくれます。オーディションは狭き門のようですね。
伴奏者の役割は何かというと、チーム(クラス)に貢献する立場であるということです。目立ちたいから伴奏者になりたい←オーディションを受ける動機としては有りかもしれないけど、そのような気持ちの伴奏者は音楽を一つにまとめることは出来ません。
小中学校の合唱、合奏の伴奏では有り得ないお話ですが、指揮者の先生の求めるレヴェルに応えるために集中砲火を浴びる、皆の矢面に立つ、そのような場面も多々あります(ありました)。なかなかハードな立場です。でも、それで皆で奏でる音楽がより豊かになっていくならば、泣き言を言ってはせっかく選んでもらった伴奏者としては失格です。食らいついてやる!位の負けん気が必要です(でした)。カッコ内は私の経験です。大学時代のW先生、鍛えて頂きありがとうございます。W先生のご指導で伴奏をする学生が必ず受ける洗礼を私も受洗しました。海外演奏旅行のための準備なのですから、超絶厳しくて当たり前ですが、音大にも体育会系と遜色ない場面があったものですね。
ソリストの伴奏は合唱、合奏とはまた違います。近年の声楽や器楽のソロ演奏会は必ず『ソリスト名&ピアノ伴奏者名デュオリサイタル』となっています。伴奏者が一歩下がってソリストを支えるという構図は無く、対等な立場なのです。伴奏者よりも共演者と言った方が正確です。ピアノ独奏曲とは違うアプローチが必要で勉強量は2倍以上です。
チャンスがあれば学校のオーディションは勿論、器楽の伴奏にも是非チャレンジしてみましょう!
今回の記事『伴奏』の続編はこちら
是非お立ち寄りください。