「7thの使い方でピアニストの真価が分かる」
ジャズの師匠だったKさんの言葉です。これは作曲家も同じで7thにセンスの全てが集約されていると言っても過言ではありません。
Kさんは、溢れるパッションと抒情的な歌を、それはそれは色彩豊かに奏でる日本ジャズ界きってのトップピアニストでした。新宿PIT INNに師の演奏を聴きに何度か出掛けたことも。ある時のトリオではドラマーが日野元彦さんだった。
Kさんのレッスンは大変厳しいものでしたが、当時、直ぐ目の前でKさんの奏でるピアノを存分に聴けたこと、Kさん語録を毎週メモできたことは貴重な時間でした。
Kさんの作品で一番好きだった曲は『AMEAGARI』です。
R.I.P.